お金を備えることの基本は「貯蓄」です。
ですが、突然の出費に対応するには「保険」、老後の問題は「年金」が備えの有効な手段になります。

保険で備える

公的な健康保険を主軸に、足りないものを医療保険で補いましょう。

職場で加入する健康保険、自営業やフリーランスを対象にした国民健康保険。この保険内容でカバーできないのが、入院時に個室を希望した場合などのベッド代、高度先進医療費、日用品など。これらを補うには、民間の医療保険への加入がオススメです。
もちろん、日々の貯蓄と並行しておくことを前提に。

健康保険

健康保険

病気・ケガ・入院
病気やケガで治療が必要なとき、医療費の3割負担で診療を受けられる
高額療養
ひとつの医療機関で支払った1ヶ月の医療費が規定の限度額を超えた場合、超過分が払い戻される
出産
出産時、子供一人につき30万円支給される。国民健康保険の場合は、自治体によって額が異なる
休職
1日に付き標準報酬日額の6割を、欠勤4日目から1年6ヶ月を限度に支給(健康保険の場合)
死亡
埋葬を行った家族に、故人の標準報酬月額の1か月分(最低10万円)を支給(健康保険の場合)
入院時の食事
1日1,000円の食事代が掛かったとしても780円の負担でOK。220円は健康保険が負担

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医療保険

入院
病気・ケガで入院した場合、入院給付金の支払い条件(何日以上の入院で最長何日までかなど)で支給
手術
手術をしたときに、その種類ごとに、入院給付日額に乗じた金額を支給
民間医療保険に加入している場合と加入していない場合

民間医療保険

パターンA:健康保険+医療保険

入院した場合の費用
56万3840円
健康保険でカバーできる金額
47万9046円
医療保険から受け取る保険金額
22万円

自己負担額・・・0円(13万5206円のおつり)

パターンB:健康保険のみ

入院した場合の費用
56万3840円
健康保険でカバーできる金額
47万9046円

自己負担額・・・8万4794円

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年金で備える

年金には、国民の義務として加入するべき公的年金と、民間の金融機関などが扱っている個人年金の2種類があります。
国民年金の支払いは行っていないのに、個人年金には加入している人がいるそうですが、必ず国民年金を支払いましょう。

国民年金給付までと貯蓄の流れ

国民年金給付までと貯蓄の流れ

20代
20歳になったら、国民年金に加入する。
もし収入が無くて払えなければ、免除申請を。そうすれば支払い可能になったとき、10年前まで遡って未納保険料を納めることができます。
30代
結婚や転職で、加入する年金制度に変更がある際は、それをきちんと把握しておく必要があります。
40代
現行の年金制度で、何歳からいくらぐらいの年金がもらえるのか、退職金なども踏まえた貯蓄を開始したい時期です。
50代
年金制度は5年に1度見直されます。年金受給時期や、金額に変更が無いか確認しましょう。
60代
年金は希望すれば、受給時期を早めることも、遅らせることも可能です。それによってもらえる年金額も変わってきます。どちらが得かは、個々によります。
また退職後、失業給付金を受け取った場合は、その間年金は支給されないので注意。
65歳
公的年金の受給がスタートする年齢です。
年金は手続きをして初めてもらえるものです。加入している年金によって手続き申請の窓口が異なるので注意。
※誕生日の翌月分から支給されます。

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年金計算モデルコース

キャリアウーマンAさん

(一生独身、バリバリ定年まで頑張った場合)

キャリアウーマン

Aさん:29歳

  • 20歳〜21歳:国民年金に2年加入
  • 22歳〜59歳:厚生年金(+国民年金)に38年加入
  • 平均標準報酬:月額21万円 平均標準報酬:月額41万円
  • 老齢基礎年金:1676円×480ヶ月×0.985=約79万円
  • 老齢基礎年金:{(21万円×7.5/1000×60ヶ月)+(41万円×5.769/1000×396ヶ月)}×1.031×0.985=約105万円

約79万円+約105万円=184万円

シアワセマダムBさん

(31歳で結婚し33歳でおめでた退職!!専業主婦の場合)

シアワセマダム

Bさん:29歳

  • 20歳〜21歳・33〜59:国民年金に29年加入
  • 22〜32歳:厚生年金(+国民年金)に11年加入
  • 平均標準報酬:月額21万円 平均標準報酬:月額33万円
  • 老齢基礎年金:1676円×480ヶ月×0.985=約79万円
  • 老齢基礎年金:{(21万円×7.5/1000×60ヶ月)+(33万円×5.769/1000×72ヶ月)}×1.031×0.985=約24万円

夫の年金:32歳

  • 20歳〜21歳:国民年金に2年加入
  • 22歳〜59歳:厚生年金(+国民年金)に38年加入
  • 平均標準報酬:月額24万円 平均標準報酬:月額50万円
  • 老齢基礎年金:1676円×480ヶ月×0.985=約79万円
  • 老齢基礎年金:{(21万円×7.5/1000×60ヶ月)+(50万円×5.769/1000×396ヶ月)}×1.031×0.985=約127万円
  • 加給年金:22万7900円+16万8100円=約40万円

(約79万円+約24万円)+約79万円+約127万円=309万円

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